NoEgoism

コミュ障引きこもり気質(人間のクズ)な大学生がいろんな趣味(ゲーム、マンガ、アニメ、音楽、グルメ)を一人でわいわい楽しんでるブログ

タグ:ボカロソング

「3331」 / ナノウ

「About me」/ 蝶々P


生きて行くのは簡単で、生きないほうが遥かに難しい
大事にしなくともほら、私のはとっくに持て余してる
3っつに4番目に1『さみしい』と読めるタイトル。
雑誌には「一本締めの手拍子のことをイメージしてつけた」と作曲者の方が仰っていたそうな。
意図せぬダブルミーニングだったようです。

生きていくのは簡単で、生きないほうが遥かに難しい

たいてい逆で、生きるのがハードだから逃げ道に死を選ぶ。
とはいえ、簡単だと言ってもそれは楽しいわけではない。
古今東西、人生とは幸せなもののはずなのに。
その幸せな人生を享受できずダラダラと漫然に堕落した生を送っている、そんな自分が亡くなったところで悲しむ人はいない。自分に価値を見出せないでいる。
死生観は逆なのに行き着く先は同じ。
簡単だけど生きていくのが辛いから、これ以上自分の人生を汚さないためにも命を堕して幕を引こうとする主人公の苦悩を描いていく。

「ただ生きることに意味はなく、幸福な生を噛みしめて生きたい」
ってのはSOL(生命の尊厳)とQOL(生命の質)の問題に繋がっているように考えられます。

残機一機じゃ不安で寝れぬ

エンドロールが流れたって 誰の名前か分かりゃしないよ
人生にアンコールなど無い、残機一機じゃ不安で寝れぬ
「残機一機じゃ不安で寝れぬ」の歌い方と意味にすごく惹かれて、この曲が好きなところあります。 
ここ好きって人少ないようで残念。

ゲームではENDを迎えたらエンドロールが流れる。
想像してみよう、この世界で誰かが亡くなったとき空に浮かぶエンドロールを。
そこには自分の知らないスタッフの名前がずらずらと並んで、興味なんて全く惹かれない。
見知らぬ他人の命が果てたとして、自分には響かない。なら、誰とも触れ合ってこなかった自分のエンドロールは?
「ここでセーブできたらなー!!」って、人生の岐路に立った時には思うポイントがあるはず。
幕を降ろしたあとにまた演じ直すこともできないし、うっかり死んだらそれでおしまい。
ミスをしたら取り返しがつかない。悲しいけど現実。
ここらの語句選びが、焦燥感を煽るメロディーと合わせて好き。2:50あたりの揺れるギターが特徴的。


Maybe I'm afraid I'm not as tender guy as you think.
Looking your eyes, and I say "love you" with fake smile.
雨降りしきるなかに佇むオサレ曲。2014年投稿なことにしっとりと驚きを隠せない。
ピアノを中心に据えて奏でられるメロディーがいとうつくし、と言いつつこの曲に関してはイントロが一番好きなところだったり。
ボカロは全般的にボーカルが高音でそっちに引っ張られがちに曲も高音多めになりがちだから、腹にまで響くベースがすごく格好良い。他曲でもピアノの綺麗さがこの方のウリだからこそ、この曲ならここを推したい。
そうは言っても「こっちおいで」に話題かっさらわれてるピアノ主奏パートも好き。

歌詞を見るために開いたwikiで面白い文章が、作者のTwitterの呟きから
喧嘩した次の日に恋人が死んでしまう話だよ。くっそ悲しい歌だよ。
その恋人が死んでしまった日は雨の日で、理由は不慮の事故だったんだけど
何年か経って新しい恋人が出来てもまだどこかで気持ちの整理がつかなくて、雨が降ると君を思い出してしまって過去と現在がごっちゃになってるっていう設定があるよ。実はね。
現在と過去がごっちゃになってる。
それを端的に表現するために英語歌詞を選んだのかもしれません。
日本語と違って英語は過去形でしっかり現在形と視認区別できますから。ただし劇的現在のような例外文法は除く。

上にあげたサビの全ても
気付いた時には終わりを告げ、全てが僕を笑うんだろう?
風が冷たいこんな日は、君を思い出すよ
ここに繋げるためのもの。ここだけ、主人公が錯乱も取り違えもせずにしっかり過去を振り返ってる。

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