生きて行くのは簡単で、生きないほうが遥かに難しい
大事にしなくともほら、私のはとっくに持て余してる
3っつに4番目に1『さみしい』と読めるタイトル。
雑誌には「一本締めの手拍子のことをイメージしてつけた」と作曲者の方が仰っていたそうな。
意図せぬダブルミーニングだったようです。

生きていくのは簡単で、生きないほうが遥かに難しい

たいてい逆で、生きるのがハードだから逃げ道に死を選ぶ。
とはいえ、簡単だと言ってもそれは楽しいわけではない。
古今東西、人生とは幸せなもののはずなのに。
その幸せな人生を享受できずダラダラと漫然に堕落した生を送っている、そんな自分が亡くなったところで悲しむ人はいない。自分に価値を見出せないでいる。
死生観は逆なのに行き着く先は同じ。
簡単だけど生きていくのが辛いから、これ以上自分の人生を汚さないためにも命を堕して幕を引こうとする主人公の苦悩を描いていく。

「ただ生きることに意味はなく、幸福な生を噛みしめて生きたい」
ってのはSOL(生命の尊厳)とQOL(生命の質)の問題に繋がっているように考えられます。

残機一機じゃ不安で寝れぬ

エンドロールが流れたって 誰の名前か分かりゃしないよ
人生にアンコールなど無い、残機一機じゃ不安で寝れぬ
「残機一機じゃ不安で寝れぬ」の歌い方と意味にすごく惹かれて、この曲が好きなところあります。 
ここ好きって人少ないようで残念。

ゲームではENDを迎えたらエンドロールが流れる。
想像してみよう、この世界で誰かが亡くなったとき空に浮かぶエンドロールを。
そこには自分の知らないスタッフの名前がずらずらと並んで、興味なんて全く惹かれない。
見知らぬ他人の命が果てたとして、自分には響かない。なら、誰とも触れ合ってこなかった自分のエンドロールは?
「ここでセーブできたらなー!!」って、人生の岐路に立った時には思うポイントがあるはず。
幕を降ろしたあとにまた演じ直すこともできないし、うっかり死んだらそれでおしまい。
ミスをしたら取り返しがつかない。悲しいけど現実。
ここらの語句選びが、焦燥感を煽るメロディーと合わせて好き。2:50あたりの揺れるギターが特徴的。