NoEgoism

コミュ障引きこもり気質な人間がいろんな趣味(ゲーム、マンガ、アニメ、音楽、グルメ)を一人でわいわい楽しんでるブログ

カテゴリ:おはなし > ボカロ

「3331」 / ナノウ

「About me」/ 蝶々P

ウミユリ海底譚 感想

おすすめのアップテンポ(ハイテンポ)なボカロ曲 (~9/28)

アイルの偶発的事情 感想

背景、夏に溺れる 感想

魔法少女幸福論 造語解釈をやってみた(マルベリカ・マギスペリカ・ソリタリカ)

メカクシティレコーズ 感想

メカクシティレコーズ 買いました 解釈・考察してみます

人のいない世界の話「夕暮れの真相」


生きて行くのは簡単で、生きないほうが遥かに難しい
大事にしなくともほら、私のはとっくに持て余してる
3っつに4番目に1『さみしい』と読めるタイトル。
雑誌には「一本締めの手拍子のことをイメージしてつけた」と作曲者の方が仰っていたそうな。
意図せぬダブルミーニングだったようです。

生きていくのは簡単で、生きないほうが遥かに難しい

たいてい逆で、生きるのがハードだから逃げ道に死を選ぶ。
とはいえ、簡単だと言ってもそれは楽しいわけではない。
古今東西、人生とは幸せなもののはずなのに。
その幸せな人生を享受できずダラダラと漫然に堕落した生を送っている、そんな自分が亡くなったところで悲しむ人はいない。自分に価値を見出せないでいる。
死生観は逆なのに行き着く先は同じ。
簡単だけど生きていくのが辛いから、これ以上自分の人生を汚さないためにも命を堕して幕を引こうとする主人公の苦悩を描いていく。

「ただ生きることに意味はなく、幸福な生を噛みしめて生きたい」
ってのはSOL(生命の尊厳)とQOL(生命の質)の問題に繋がっているように考えられます。

残機一機じゃ不安で寝れぬ

エンドロールが流れたって 誰の名前か分かりゃしないよ
人生にアンコールなど無い、残機一機じゃ不安で寝れぬ
「残機一機じゃ不安で寝れぬ」の歌い方と意味にすごく惹かれて、この曲が好きなところあります。 
ここ好きって人少ないようで残念。

ゲームではENDを迎えたらエンドロールが流れる。
想像してみよう、この世界で誰かが亡くなったとき空に浮かぶエンドロールを。
そこには自分の知らないスタッフの名前がずらずらと並んで、興味なんて全く惹かれない。
見知らぬ他人の命が果てたとして、自分には響かない。なら、誰とも触れ合ってこなかった自分のエンドロールは?
「ここでセーブできたらなー!!」って、人生の岐路に立った時には思うポイントがあるはず。
幕を降ろしたあとにまた演じ直すこともできないし、うっかり死んだらそれでおしまい。
ミスをしたら取り返しがつかない。悲しいけど現実。
ここらの語句選びが、焦燥感を煽るメロディーと合わせて好き。2:50あたりの揺れるギターが特徴的。



Maybe I'm afraid I'm not as tender guy as you think.
Looking your eyes, and I say "love you" with fake smile.
雨降りしきるなかに佇むオサレ曲。2014年投稿なことにしっとりと驚きを隠せない。
ピアノを中心に据えて奏でられるメロディーがいとうつくし、と言いつつこの曲に関してはイントロが一番好きなところだったり。
ボカロは全般的にボーカルが高音でそっちに引っ張られがちに曲も高音多めになりがちだから、腹にまで響くベースがすごく格好良い。他曲でもピアノの綺麗さがこの方のウリだからこそ、この曲ならここを推したい。
そうは言っても「こっちおいで」に話題かっさらわれてるピアノ主奏パートも好き。

歌詞を見るために開いたwikiで面白い文章が、作者のTwitterの呟きから
喧嘩した次の日に恋人が死んでしまう話だよ。くっそ悲しい歌だよ。
その恋人が死んでしまった日は雨の日で、理由は不慮の事故だったんだけど
何年か経って新しい恋人が出来てもまだどこかで気持ちの整理がつかなくて、雨が降ると君を思い出してしまって過去と現在がごっちゃになってるっていう設定があるよ。実はね。
現在と過去がごっちゃになってる。
それを端的に表現するために英語歌詞を選んだのかもしれません。
日本語と違って英語は過去形でしっかり現在形と視認区別できますから。ただし劇的現在のような例外文法は除く。

上にあげたサビの全ても
気付いた時には終わりを告げ、全てが僕を笑うんだろう?
風が冷たいこんな日は、君を思い出すよ
ここに繋げるためのもの。ここだけ、主人公が錯乱も取り違えもせずにしっかり過去を振り返ってる。


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ウミユリ海底譚
前作の「背景、夏に溺れる」から半年、待望のナブナさんの新作です。
投稿されてからずっとリピートかけまくり、聴いているとついつい頭を揺らしてしまいます。
透明→一人きり→さよならワンダー→夏溺と、綺麗に緩急ついてたので今回はテンポのよい曲かなと前もって予想していたとおり。
前回の落ち着いた曲調から戻ってナブナ節全開のロック、中毒になってしまいます。
期待を裏切らない、それ以上に期待を遥か斜め上に飛び抜けて余りあり、あわしまさんのPVも曲の雰囲気にあった素晴らしいものでした。


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有理数プラネット

・有理数プラネット


ピコピコ音のChiptuneが適度に混ざり合って趣あるロックを奏でるボカロ曲。
この曲は複素数ネットワークといった曲のセルフアレンジであり、その曲も好み
・複素数ネットワーク




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アイルの偶発的事情


前のダヴィンチの告白に次ぐ、666_MusicWorksさんの新しい楽曲です!
ダヴィンチの告白の感想 未熟な解釈も(ダヴィンチの告白についての感想と解釈記事です)
666はサークルネームだから、Mr.Yamaguchiさんと言ったほうがいいのかな……?



前回の曲がフリーメイソンについての曲で、今回の曲がイルミナティについての曲であることはTwitterやTumblrで呟いていたため知っていました。加えて、今回上げられた曲のタイトルも事前に告知されていたので知っていました。
アイルの偶発的事情、一体どんな歌なんだろうか……と思いを巡らせ。
前回の曲は独創的なリズムでイントロからギターが攻めてくる明るい曲だったので、題材が題材だけに今回の曲はダークで心臓を震えさせるように重く暗い曲なのかなと思っていたのですが。
いい意味で期待を裏切られました。

明るいっすね、とってもポップな曲です。
前回もそうでしたのですがイントロがとっても短く、いきなり歌が始まっていく構成で。
息継ぎも許さないほどにタタタタッと駆け抜けていく進行がたまらないですね。
IAの泣きそうな歌声も良い!

前回のダヴィンチの告白は、最後で報われたような。そんな感じがしたのですが。
今回のは徹頭徹尾終末思想、報われてない気がします。
あくまでも感覚ですので、それがどうかはわからないのですが。
歌詞を読めば読むほど読めない。うん、正直に言いますと。全然理解できてないです。
ダヴィンチの時は、いろいろと具体的な情報が入ってきたので。それを拾ってくだけである程度読んだ風に装えたのですが。
今回のはお手上げ侍。うっすらと浅く理解できるのですが。そんなもの確証も何もないのでダメダメです。

はっと思ったのが、
Illuminati → Illu → I + llu → アイル →Ire
になったのかなーとか。適当です。

今回は特に解釈はないのですが。
ちょっと気になることがひとつ。
前回のダヴィンチの告白にもいつの間にか加わっているのですが。
こちらのアイルの偶発的事情では白文字で「1710」
ダヴィンチの告白の方では「1498」
アイルの方はよく分からなかったのですが。ダヴィンチの方は、もしかしたらこの数字は舞台となっている年代を表しているのかな?と思ったり。
ダヴィンチは生年1452年の没年1519年で。1498年に最後の晩餐を描き終わっているんですよ。
もしかしたら"アイル"という実在する有名な人物なのかな?と思って検索してみましたが。見つけられませんでした……。出てくるのはバッカーノ!に出てくるキャラくらい。
というわけで、前回同様。「実はアイル -Ire-にはこんな意味があってだね……」というその筋の専門家の方がいらっしゃったら教えて欲しいです!
そうじゃなくても、「この曲ってこんなとこいいよね」とかでもなんでもコメント待ってます。その感想を共有して喜びたいです!

次の曲は666に関係ない曲らしいのですが、とっても楽しみです!
今から首を長くして待ってます。


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背景、夏に溺れる


僕が敬愛して止まないナブナさんの最新作です!

いつものガガガッと勢い良く攻めてくるロックとは違って、ゆったりとしております。
ただ、それでいても曲全体からひしひしと伝わってくるナブナ節とでも呼ぶべきリズムは耳に心地よく、中毒必至の曲になっています!

そして、ナブナさんといえばの、GUMIの泣きそうな声!
今回の曲でも存分に発揮され、曲の雰囲気を後押しして深めています。
サビのところは特に最高です!胸に必死に訴えかけてくる歌声です。

歌詞の言葉選びもいつもながらに素晴らしく、聴き応えも読み応えもあります!
『灯』『蝉』『褪せた』とか『蛍』といった言葉が「儚さ」を連想させますね。聞いていて物悲しさを感じさせる。

また、いつものナブナさんの曲とはまた一風変わってるかなって思いました。
最近のナブナさんの曲は登場人物の語りやセリフなどで臨場感をつけて僕達を世界観に引き込んでいくもので。
今回の曲は言葉の表現で聴いている僕達に世界観を創らせる曲になってるなって感じました。

とても良い歌なので、是非聞いてみてください!!



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魔法少女幸福論



断っておくと、完全に自己満足です。
ビビデバビデブーに意味を求める人なんて気狂い変人以外の何者でもないですが、僕はそういう人間です。
今回は様々なサイトから情報をかき集めて来ました、誠にありがとうございます。
さて、
魔法少女幸福論で出てきた謎の造語は以下の3つ。
マルべリカ
マギスペリカ
ソリタリカ
続きから、1つずつ考えてみたいと思います。
改善点反論異論その他諸々大募集です!

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メカクシティレコーズ


じんさんの作る曲は僕の琴線にことごとく触れていてもう最高です!

あー、カゲロウプロジェクト面白かったなあ!

アルバム収録曲の中でも特にお気に入りの収録曲の感想書いてみます

チルドレンレコード
夜咄ディセイブ
夕景イエスタデイ
アウターサイエンス
ロスタイムメモリー
アヤノの幸福理論
サマータイムレコード

の七曲です

曲の感想とは違うんですが、気に入ったところがあったので一つ

クライングプロローグ
からの
サマータイムレコード
への入りは神だよね!!


というか、曲の流れがよく考えられている
アウターサイエンスへの繋ぎも絶妙でたまらない



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カゲロウプロジェクトが好きだったら是非買うべき!!
ついに終わってしまった……今まで大好きでした!これからも好きです!

メカクシティレコーズ



夕暮れに佇むアヤノの絵が特徴的です

いまさっき届いたばかりで収録曲は聞いておらず、付属でついてきた設定資料集を読んだのですが、
物語の核心に迫りすぎてて、情報量過多!!
心にどっかりと重いものが落ちてきたようで、苦しくなる


設定資料集を読んでしまうと、今までの曲へ感じる内容がけっこう変わります!!
読んだばっかで自分で考察をまとめていきたいので書いてきます。
続きから、ネタバレ豊富な自分なりの考察です、

<注意>
僕、小説を一巻と二巻しか読んでないです。
それもどちらも普通に楽しんで読んだので、流れだけを把握していて考察に応用出来る素材をひとっつも拾えてないです。
なので、タイトルにつけた"浅い"というのはそのまんまの意味で、真剣な考察や解釈を見たい人はおそらく他のブログですでにあると思うので、そちらを見ていただければ……

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サビに痺れる
もう自分の好みのドストライク、こういった曲を今までずっと聞きたかった!
サビだけがいいというわけでなく、AメロもBメロも良くて、更にサビがいいっ!

音楽から伝わってくる世界観がたまらない
インストでも十分に満足できる曲ってのはいいですね、歌が入ったらさらに良い!



それに加えて、この曲の製作者の方はPixivの方に小説を上げていまして、そちらもとてもオススメです!
曲で仄めかされている世界観を広げていって、曲の歌詞をなぞらえて物語が進むため、曲への愛がさらに増す!!

ただ、この曲の前の始まりの庭から始まっている物語なのでそちらから読まないと意味ワカメになってしまうので注意です

↓素晴らしき小説へのリンク
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2224725

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