浴衣女性

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当たり前のように電車を乗り過ごして、うまく乗り換えて間に合うのに慣れ始めてる現状。
一回ごとに300円くらいかかるけど、遅刻して欠席するのに比べたら必要経費やね。
ヘタすると先週と今週ずっとそんな感じだったかもなのが怖い。無意識に乗り換えできる程度に馴染んじゃった。


一限は古典。一年次に取らないといけない教養科目の選択必修(他の授業の選択で代替可能な必修単位)なので単位を落とすわけにはいけない。取れなかったら、来年は一人で総合キャンパスに行かなきゃいけない。のに、来週のテストはなかなかにハード。
宇治拾遺物語について、他人に説明できる程度に理解しなさいとのこと。授業でそのことについては全然触れてなかったのに……ただ物語を読んでただけじゃないか……
そのレベルの把握を理系に求めますか?きつすぎますって。
かといって、古典の聞いたこともない知らない物語を出されて制限時間内に辞書なし文法書なしで読解やらされるのに比べたら、まだまだ容易なほうなのかなと思ってしまうとぐうの音も出ない。

二限は空きコマ。
今日は四限にドイツ語の試験があるので、そのテスト勉強。
一限の時に、ドイツ語の試験の日本語の独訳が出ると友人に聞いたので、それを基に対策。
とりあえず、教科書に載ってる単語と配られたプリントの単語を全暗記。
ちなみに、月曜日にTOEIC対策授業の試験があった後です。つまり、英語が邪魔をする。暗記に次ぐ暗記は精神を汚染していきますし、何より脳みそフルユースで眠い。
とはいえ、高校の頃に"暗記王"の称号を賜ったからには、その名に恥じない程度の努力で凡人の努力を転覆ですわな。

昼。そろそろ、期間限定も食べちゃったし新鮮味のあるメニューがなくなっちゃった。
前回、釜玉うどんが予想以上に美味しかったので、それにかき揚げをトッピングして今日の昼食に。
並んでいて、受け取ると偶然友人に遭遇。一緒に食べました。

三限は生物学。
講義は終わっているので、外部研究員による研究と絡めた授業に。
「免疫(ex.アレルギー)のシステム」とまとめられるような感じ。それ以上は会得不能。
なかなかに、というか当たり前なんですが理解に苦しむ難易度です。そりゃ本職で研究してる人のレポートを見せられてもこちらとしては「わあ、わからね」と思うしかないって。
この時間にもドイツ語の復習を。何回も刷り込ませます。

四限、試験や。
終わった後に思う、こりゃ満点いったんじゃないか。
30分の試験を10分で終わった時点で笑みがこぼれましたね、こりゃ余裕やって。
終わった後、友人とアイスを買いに行って、食べて帰る。

暗記疲れで眠気まなこをぱちくりさせている帰りの電車、姦しい浴衣の群れを見ました。いやあ、女の人って浴衣で映えます。それが大和撫子のような見目麗しき日本女子とでも言うような黒髪長身でなくても、茶髪であってもかなりの補正がかかります。雪上の三倍綺麗法則に次ぐ新たな法則が見いだせそうなレベルですね。
ピンク色もいいですが、個人的には紫陽花色とでも言うような、紫に近い青のような色。それが僕の正義。
夏祭りとかで浴衣に着替える彼女を見て、「可愛いね!」と言いたいなあと妄想して、まあないわなと消去。不可能なものは傷つかないように速攻削除。ありがとう僕の精神免疫機構よ。
帰りの電車のアナウンスメントで、今日花火大会があるというのを聞いて納得。だから浴衣だったのね。そりゃ普段着:浴衣みたいなキャラは次元でも超えないといませんかはいそうですか。

浴衣って着物とは違って、隔絶された美とは対照的に手の届く美ですよね。着物は格式が高くて孤高な感じがしますが、着物はそれとは違っていい意味での庶民的でありがたい。見ていて和むし、可愛いし、美しいし。それに夏を印象づけるのにはぴったりです。
そしてその浴衣にぴったりなのは、夏祭りと花火。りんごあめやヨーヨーを片手に歩いているのは微笑ましい。お前はおっさんかって我ながら思いますがそれは精神年齢の成熟ゆえですな。精神年齢:小学生~還暦です。