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これが運命石の扉の選択か…エル・プサイ・コングルゥ…
日本の東京大学や理科科学研究所が参加した欧州合同原子核研究機関(CERN)の国際研究チームによると、
通常の物質と反対の電気的性質を持つ(1)反物質の一種、「反水素原子」を世界最長の1000秒
にわたって閉じ込めることに成功した
昨年11月にCERNの(2)同じ装置を使った実験では38個の反水素原子を0.2秒閉じ込めるのに成功したのに対し、閉じ込めた時間が飛躍的に増大していることは偉大であろう
https://www.asahi.com/science/update/0606/TKY201106060112.html
(朝日新聞社)
―――
まず、(1)の反物質の定義ですが、Wikipediaを見るとこう書いてあります
ここに書いてありますが、反物質を構成する反粒子で有名なものは陽電子(電荷は+)があります
これは電子(電荷は-)とぶつかり合うことで対消滅という現象を引き起こします
対消滅が起こる際に、電子、陽電子それぞれの静止エネルギー(それぞれ511keV)とそれらのもつ運動エネルギーの和に等しいだけのエネルギーをもつ光子が放出され、これはγ線として観測されます
ちなみに、逆の対生成もあり、これは、
高いエネルギーを持った光子が原子核などに衝突したときに、粒子と反粒子が生成される自然現象のことで、入射するγ線のエネルギーが1.02MeV以上、すなわち電子と陽電子の質量の和に相当するエネルギーを超えると、電子と陽電子の対生成が可能となります
――
次に、(2)装置についてですが、これが詳細に書いてあるサイトが見つからなかったので、読売新聞を参考に纏めると、
CERNが使った装置は。特殊な磁場で覆った真空の装置であり、
その装置に、加速器で作った反陽子と陽電子を両端から入れ、内部で混ぜあわせることで反水素原子を作り出す
反水素原子は壁に当たると大量の熱エネルギーを放出して消えてしまうが、消えた原子の数を数えると、1000秒経過後も原子が装置内に残っていることが判明
CERNは実験を繰り返し、今回、約300個の反水素原子を観測しました
――
結論として、
今回の発見は反物質を0.2秒から1000秒まで閉じ込められる時間を長くできたということで、
これによって現実的に反物質を用いたエネルギーの生成へと一歩前進したと言えます
―――
問題(解答は「参考、引用したWebページ」の上に記載)
1.反物質を構成する反粒子の例をひとつ挙げてください
2.電子と陽電子がぶつかることで起こる現象を何と言うか、それとその現象が起きた際に何が放出されるか、そしてそれは私たちにはどのような名称で観測されるかを答えてください
3.反物質は物質とぶつかると何を放出するか、そして放出した後どうなるのかを答えてください
もう少し物理に詳しければ細かい解説ができるかもしれませんが、残念ながら私の実力ではここまでが限界です
では、今日の授業終了、しーゆーあげいん
解答
1.陽電子、反陽子、反中性子のどれかを挙げれば正解
「反水素原子」は粒子ではないので不適切
2.対消滅、光子、γ線
ただし、「光子」は光を粒子として扱う場合の名称なので「光エネルギー」も正解
3.熱エネルギー、消滅する
―――
参考、引用したWebページ
反物質
反粒子
対消滅
対生成
光子
まず、(1)の反物質の定義ですが、Wikipediaを見るとこう書いてあります
質量とスピンが全く同じで、構成する素粒子の電荷などが全く逆の性質を持つ反粒子によって組成される物質
例えば電子はマイナスの電荷を持つが、反電子(陽電子)はプラスの電荷を持つ
中性子と反中性子は電荷を持たないが、中性子はクォーク、反中性子は反クォークから構成されている
例えば電子はマイナスの電荷を持つが、反電子(陽電子)はプラスの電荷を持つ
中性子と反中性子は電荷を持たないが、中性子はクォーク、反中性子は反クォークから構成されている
ここに書いてありますが、反物質を構成する反粒子で有名なものは陽電子(電荷は+)があります
これは電子(電荷は-)とぶつかり合うことで対消滅という現象を引き起こします
対消滅が起こる際に、電子、陽電子それぞれの静止エネルギー(それぞれ511keV)とそれらのもつ運動エネルギーの和に等しいだけのエネルギーをもつ光子が放出され、これはγ線として観測されます
ちなみに、逆の対生成もあり、これは、
高いエネルギーを持った光子が原子核などに衝突したときに、粒子と反粒子が生成される自然現象のことで、入射するγ線のエネルギーが1.02MeV以上、すなわち電子と陽電子の質量の和に相当するエネルギーを超えると、電子と陽電子の対生成が可能となります
――
次に、(2)装置についてですが、これが詳細に書いてあるサイトが見つからなかったので、読売新聞を参考に纏めると、
CERNが使った装置は。特殊な磁場で覆った真空の装置であり、
その装置に、加速器で作った反陽子と陽電子を両端から入れ、内部で混ぜあわせることで反水素原子を作り出す
反水素原子は壁に当たると大量の熱エネルギーを放出して消えてしまうが、消えた原子の数を数えると、1000秒経過後も原子が装置内に残っていることが判明
CERNは実験を繰り返し、今回、約300個の反水素原子を観測しました
――
結論として、
今回の発見は反物質を0.2秒から1000秒まで閉じ込められる時間を長くできたということで、
これによって現実的に反物質を用いたエネルギーの生成へと一歩前進したと言えます
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問題(解答は「参考、引用したWebページ」の上に記載)
1.反物質を構成する反粒子の例をひとつ挙げてください
2.電子と陽電子がぶつかることで起こる現象を何と言うか、それとその現象が起きた際に何が放出されるか、そしてそれは私たちにはどのような名称で観測されるかを答えてください
3.反物質は物質とぶつかると何を放出するか、そして放出した後どうなるのかを答えてください
もう少し物理に詳しければ細かい解説ができるかもしれませんが、残念ながら私の実力ではここまでが限界です
では、今日の授業終了、しーゆーあげいん
解答
1.陽電子、反陽子、反中性子のどれかを挙げれば正解
「反水素原子」は粒子ではないので不適切
2.対消滅、光子、γ線
ただし、「光子」は光を粒子として扱う場合の名称なので「光エネルギー」も正解
3.熱エネルギー、消滅する
―――
参考、引用したWebページ
反物質
反粒子
対消滅
対生成
光子